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・手話通訳者を目指すものとしてふさわしい服装
・季節に合わせた服装を考える
手話の試験対策です
今回は服装など
手話を学習し、試験に向けた準備を行う際、
正しい学習方法や効果的な対策が重要となります。
手話の試験の準備について具体的に取り組んでいくことで、
試験への自信や合格への道筋を見出すことができます。
このブログ記事では、手話学習や試験に焦点を当て、
効果的な準備方法や注意すべきポイントを紹介していきます。
手話を習得し、試験に挑む皆さんにとって、
貴重な情報となることでしょう。
手話の学習から試験対策まで、
スキルアップを目指す方々のお役に立てる情報を提供していきます。
手話通訳士です。
手話通訳者として20年ほど活動しています。
スポーツの指導歴が長く、数千人に指導してきました(ろう者含む)。
スポーツと医療の手話通訳経験が豊富です。
手話通訳を仕事にしています。研修や試験対策の講師もやっています。
手話を覚えたい方、勉強中の方、手話通訳者、みなさんへの、
手話に関する「活字でわかりやすいアドバイス」
を投稿しています。
手話の試験に「ふさわしい服装」 とは?
手話の試験の準備
手話の試験の準備は、手話学習者にとって重要な段階です。
手話を通訳やコミュニケーションに活かすためには、
きちんと準備をすることが必要です。
手話の試験に向けて、しっかり準備をしていきましょう。
手話の試験では、
・筆記試験
・実技試験
・面接試験
などがあります。
試験案内に当日の服装が規定されていることは、
ないと思います。
そうすると余計に心配になり、
どのような服装が正解なのか気になります。
試験に合った、手話通訳者らしい服装とは?
試験の服装はシンプルに
無地で淡色を選びましょう
どの段階の試験でも、
自分を評価してもらうので、
他者から見た印象をイメージして服装を考えましょう。
筆記試験のみ行われる場合は、
自由な服装でかまわないでしょう。
10月は手話通訳士試験、手話検定
12月は統一試験
2月以降は
手話講習会の昇級試験
都道府県の各種試験
地域の独自登録者試験
など、多様な試験があります。
それらのほとんどが
対面または録画での審査があります。
もしも試験の要綱に服装についての記載があったとしても、
「ふさわしい服装」としか書かれていないでしょう。
手話表現等を採点する意味で、
・手話が見にくい服装
・表情が見にくい髪形
これは避けましょう。
試験官は健聴者の場合、
現役の手話通訳者です。
もし上記のような受験者を見ると、
今後一緒に手話通訳者として活動する気持ちがあるのか、
疑問に思って評価を下げてしまうかもしれません。
上質なものでなくてよいので、
無地で淡色のシャツ。
季節によってはジャケットを着て、
スカートならばフリルの無いもの、
靴は、女性はハイヒールは避けましょう。
男女ともに、
靴底が硬質でカツカツと音がするものは避けてください。
普段着に見える、
マル首のTシャツやフード付きのトレーナー、
Gパンも避けましょう。
実技も面接も、
胸にロゴやデザインのある服は避けてください。
シャツは長袖と半袖のどちらがいいか。
どちらでも良いですが、長そでの場合は、
腕まくりをしない方がよいでしょう。
厚い時期はクールビズが普及しています。
無理に上着を着る必要はありません。
上着を着ようか迷っているなら、
迷いを払拭する選択をしましょう。
本来の目的に集中してください。
女性の場合ネイルはどうするのか。
あまり派手なネイルはやめた方がいいと思います。
面接と実技で派手なネイルだった場合、
それが目について評価を下げられて、
損をするのは自分です。
持ち物について
どの種の試験でも、持ち物は試験に必要なものだけ持参しましょう。
寒い時期で防寒着を着ていく際は、
大きめのエコバッグを持参して防寒着を入れると便利です。
面接のときは荷物を置く場所が指定されます。
よほど場違いな荷物でない限り、
面接官の心証を悪くすることはないと思いますが、
面接であれば、入室から退室まで。
録画される場合は指定の場所に立ってから退くまで。
「自分は評価されている」という自覚を持つことは大切です。
髪形も大切
若い方はおしゃれに気を使っているので、
さまざまな髪形を見かけます。
面接と実技の際の髪形は、
評価に大きな影響があるので注意してください。
前髪が長い人は、
眉毛が他者から見えるように工夫してください。
手話は表情も言葉の意味を構成する大事な要素です。
眉の動きが見えないと、
表情がないのと同じ評価になります。
ちなみに、
練習の時も眉を露出して、
表情のチェックをしてください。
女性はいろいろな方法で「おでこを出す」
ことができますが、
男性は難しいのではないでしょうか。
就活をしている大学生は、
みなさん髪形がきちんとしていますね。
あれを見習ってください。
あとがき
いずれ手話通訳者を目指すなら、
シンプルな服装は必須です。
学習者の時から持っていると、
「自分はこれを着て手話通訳するんだ」と、
テンションが上がると思います。
決して高価な服でなくてよいです。
手話通訳者は「通訳服」などと言っていますが、
毎日着るので傷みが早く、
買い替える頻度が早いです。
場面に合った服を探しながら、
自分に合ったものに行きつくので、
最初から数着持っていても無駄になりかねません。
手話は腕を胸の高さにあげて動かすので、
袖の短いジャケットだと、
余計に腕が露出します。
そんなことも考慮して服を選びましょう。
ストレッチのきいたシャツやスーツは、
疲労を軽減するのでお勧めします。
手話通訳者は立っていることが多いし、
現場への移動があるので、
靴選びも今から考えましょう。
ビジネスシューズやウォーキングシューズが
合うように思います。
余談ですが、
ほとんどの手話通訳者は、
派手な柄やロゴの入った服を着なくなります。
持っていても、
着ていく場所がなくなるからです。
例えば、
屋外のイベントやスポーツの通訳の時、
私は病院などでもポロシャツで仕事をすることがありますが、
すべて無地で、胸にマークすらありません。
これなら普段着にも使えます。
そうなるとますます無地ばかりになっていきます。
イベントで、作業所が販売している、
絵の入ったTシャツなどは何枚も持っています。
それを休日に来て楽しんでいます。