手話、独学 手話の試験対策

手話の試験、独学、「試験慣れ」が効果絶大な理由と、「分散学習の勧め」

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いおり
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手話の試験本番は大変緊張するものです。
勉強した成果が十分発揮できるよう、
「何か別の試験を受けておく」
「試験慣れ」しておくのは良いことです。

試験慣れが効果的な理由

私は実際に手話通訳士試験の受験中、
べつの検定試験を受けたことがあります。

試験の雰囲気を経験しておくことや、
本番の試験に役立つような検定試験を受けて、
知識と精神面両方でメリットがあったと感じました。

とにかく国語が苦手だった私

通訳士試験の過去問題に取り組む中で、
国語、とりわけ読解力の不正解が多く、
自分は「オツムの回路がずれているのか」
と、悩んでいました。

苦手な読解力を理解するために勉強する中で、
読解力の検定があることを知りました。

現在その検定は個人で受験できません。

この検定のために勉強したことで理解が深まりました。

そして、試験の独特の緊張感を経験したことが、
通訳士試験の際にプラスに働いたと思います。

今、挑戦を始めたことと、新たにわかったこと

現在、一通りの試験は経験した私です。

専任の手話通訳者の私が、色々な理由があって、
「ITパスポート」という国家資格を獲るべく勉強を始めました。

「ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験」(情報処理推進機構)

私が選んだ参考書は550ページのボリュームで、
「サービスマネジメントとシステム監査」とか、
「基礎理論のアルゴリズム」などと、
門外漢の私には難しいことばかり。

受験の理由

受験を考えた理由は

  • 企業や研修のIT関連の手話通訳の時に役立てる
  • 久しぶりに頭をフルに使ってみたい
  • 受験者の指導をしている自分も、
    同じように苦労してみよう
  • 受験勉強で気づいたことを発信しよう

以上です。

聞こえない人の社会進出は進んでいます。

「とてつもなく難しいジャンル」の、
手話通訳を担当することも多く、
「IT」「DX」は必須の知識になってきました。

ちょっとのぞく
だけでなく、
資格を獲るくらいの勉強をしたくなりました。

 

この勉強を始めるまでに、
たくさんの「勉強法」を学んだので、
それらを試しながら、
よかったこと、さらに気付いたことなどを、
今後の指導や助言に活かしたいと思います。


過去を振り返って改善したこと、新たに取り入れた学習法

やってみてわかったことを過去と比べると、
以前はずいぶん荒っぽいやり方でした。

「とにかくやる」
「猪突猛進」
それだけで突き進みました。

もっと効果的で効率のよい勉強法があると知った今では、
それほどの苦痛もなく継続できています。

過去の勉強法の振り返り

勉強法をいろいろ学んだ現在、
以前やっていた勉強のスタイルを振り返ってみて、
「ただ、がむしゃらなだけだった」と思います。

もっと効率をよくするべきだったし、
もっと時間をかけるべきだった。

自分は集中力が持続できないのですが、
ではどうすればいいのか?
そんなところも工夫できるようになりました。

社会人には必須「分散学習」

サラリーマンも主婦も、
日課があって忙しいです。

まとまった時間を確保する「集中学習」は、
毎日できることではないでしょう。

その、できない理由は、
忙しいから
疲れているから
さまざまで、
集中できないのに無理やりやっても、
効果は期待できません。

なので社会人は、「分散学習」をするべきなのです。

「隙間時間を勉強に使う」と言ってもいいでしょう。

ある研究では、毎日1時間集中学習した人より、
15分の学習を3回に分けて「分散学習」した人の方が、
試験の成績の平均値が高かったという報告があります。

分散学習の方が、思い出すという作業を繰り返す結果だということです。

私は今、毎日の進み具合と勉強時間を記録しています。

1番短い日で、朝15分、昼15分、就寝前15分、
参考書は47ページ読了。

長い日は朝63分、午前30分、夜70分、
75ページ読了。

私は手話通訳者なので、毎日バラバラな時間割を過ごします。

朝食前に勉強、早めに現場に着いて勉強、夕食後に勉強など、
おおよそ参考書を50ページ読了する目的でやっています。

あなたも、ちょっとした隙間時間を活用して、
毎日試験勉強することはできるのではないでしょうか。

分散学習の効果を上げるプラスアルファ

今自分が取り入れている「ちょっとの工夫」を挙げてみます。

試してみてください。

  • タイマーを使う
    勉強時間を計って記録します。
    勉強から離れるときはタイマーを止めます。
    勉強時間のみを記録します。
    タイマーがあると、
    無意識にスマホに伸びていた手が止まったりします。
    集中できないときはストレッチしたり、
    お茶や白湯を飲んだり。
    勉強に戻ったらタイマーを作動します。
    タイマーは見えないように置いた方がいいようです。
  • メモを取る
    コピーの裏紙に「ひとりごと」のように
    ポイントを書いています。
    後で見返す目的はありません。
    ぶつぶつつぶやいたりもします。
    イメージを想像したり。
    読むだけでなく、
    書く、言う、といったアウトプットは、
    記憶しやすい特徴があります。
  • 一番はかどるのは朝
    朝は脳がフレッシュなので、
    勉強がはかどります。
    少しの時間でもいいので、
    朝は勉強します。
  • 記憶しやすいのは就寝前
    就寝前は一番記憶しやすいのだそうです。
    単語、年表などをまとめたものを、
    ベッドで見返した後は、寝落ちします。
  • 集中できないと思ったとき
    読んでいるつもりでも、
    全く頭に入ってこないときがありますよね?
    目的は「勉強」であり「理解」「記憶すること」です。
    なんとなく進めるより、読み返しましょう。
    どうしても集中できないときは、
    中断するか、思い切って終了します。
    ぐっすり寝た方がいいかもしれません。
  • 必要がなければスマホ、パソコンは見ない
    つい、余計な時間を過ごしてしまいます。
    スマホは勉強の大敵です。
    それと、
    なぜか爪を切りたくなったり、
    明日の準備をしたくなったり、
    それは勉強後にやりましょう。
  • 良く寝る
    睡眠時間は削らないでください。
    明日のすべてのパフォーマンスが低下するだけです。

あとがき

大人になっての勉強は、
自分でやる気を持たないと持続できません。

途中の到達点で小さなご褒美を考えるとか、
合格後の大きなご褒美を考えるとか、
モチベーションを維持して頑張りましょう。

 

 

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