今から始める手話学習!自宅練習で差をつける【初級・中級向け】
手話講習会、初級、中級に通っている方は、講習会や手話サークル以外の勉強の場がないのがほとんどでしょう。
自宅で予習復習といっても、どのようにやればよいのか、わからないのではないでしょうか?
講習会に通わないで独学で手話を学ぶ人が増えています。
どうやって練習すればよいのか、試行錯誤ですよね。
この記事では「勉強のやり方」を知ることができます。
また、自宅練習用にどのような教材がいいのか、お勧めを紹介します。
なぜ自宅練習が重要?手話は「言語」だからこそ
私たちが自然に覚えた「日本語」は、第1言語です。母語とも言います。
赤ちゃんの時からお母さんの言葉を聞いて、自然に身についたものです。
英語であれ、手話であれ、あとから身に着ける言葉は第2言語です。
自然に身に着けることが難しく、学習、練習が必要です。
外国人のお相撲さんが日本語ペラペラなのは、ネイティブ(日本人)の中に一人で飛び込んで覚えたから。
手話もネイティブ(ろう者)の中に飛び込めば飛躍的に手話が上達します。
しかし、そのような場はなかなか無いし、あったとしても手話を覚える前に心が折れてしまいそうです。
なので、自分の持つ日本語をベースに、練習するのが安心でしょう。
手話の勉強には「勉強のやり方」があることを知る
やみくもに練習して嫌気がさしたりしては逆効果です。
勉強には「効果的な勉強法」があることを知ってください。
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無理をしない
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覚えやすい
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忘れにくい
そういう勉強法は実在します。
まずは勉強法を知ってください。
勉強法に特化した私の著書をぜひ読んでください。
kindleユナイテッドで無料で読むことができます。
紙の本でも購入できますが、割高です。
まずはここから!初級者がやるべき自宅練習法
手話は、指文字、数字、単語を覚えることから始まって、
覚えた単語を組み合わせて簡単な挨拶や、日常会話などを表すことを繰り返し練習します。
本や映像を目で見るだけでなく、手を動かして覚えることが重要です。
アウトプット重視です。
一つの方法として、「手話検定」を受験するのは効果的です。
私の記事を紹介します。
検定の各級ごとの単語をまとめたものをわたしのnoteで販売しています。
また、手話検定の本はお勧めします。
1. 鏡と対話する「シャドーイング」
手話は対面した人に見てもらうので、
鏡に向かって練習することは効果的です。
比較的やりにくい指文字「か」「ち」「つ」「ま」「な」や、
数字の「8」などは、どのように見えるか鏡で確認しましょう。
短文などを録音して、それを流しながら鏡の前で練習するのは効果的です。
2. 日常生活で手話を意識する
歩いていて目についた看板の文字、電車の広告、思いついた童謡などを指文字でやってみる。
お風呂場でやってみる。
トイレの壁に指文字のポスターを張っておくのは、多くの人がやっていることです。
表現力を磨く!中級者がやるべき自宅練習法
架空の人の成長期です。
1. 手話で「話す」相手を見つける
簡単に見つかるものではありませんが、聞こえない方とお話しすることは最も効果的です。
手話サークルに参加するのが手っ取り早い方法です。
職場に聞こえない方がいる場合はぜひ声をかけてください。
聞こえない方は様々な趣味の集まりを作っています。共通の趣味があればそこに押し掛けるという方法もあります。
2. 手話の表現を増やす「ボキャブラリー」練習
同じ文章でも、いろいろな表現方法があることを考えてみましょう。
そんなことを考えながら手話の映像を見ることも効果的です。
3. 「感情」を込めて話す練習
手話は手の動きだけでなく、顔の動きや体の動きを合わせて伝えるものです。
それを聞こえない方の手話を見ながらシャドーイングすることで身につけましょう。
まとめ:今日からできる自宅練習で、手話はもっと楽しくなる!
手話学習は、簡単ではありません。
ただ、それを楽しくやる方法があります。
それを知ってください。
必要な教材を購入することは、時短につながります。
手話講習会と手話サークルに通うことはお勧めします。
ただし、それだけでは上達や目標到達には物足りない。
毎日の習慣として淡々と勉強するための教材は、多少の出費は必要と思ってください。
ご覧いただきありがとうございました。
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