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デフリンピックのチケット抽選予約!「電話をかける」壁を乗り越えるために

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いよいよ、デフリンピックのチケット抽選予約が始まりましたね!

 日本で初めて開催されるデフリンピック。

開会式や閉会式の会場となる東京体育館は、多くの手話関係者にとって特別な場所。

私の周りでも、ほとんどの人が「申し込んだよ!」と話しています。

しかし、会場が東京体育館となると、抽選倍率がかなり高くなりそうですね。

「隣の国立競技場でやってくれたら、もっと多くの人が入れるのに…」と、思わずにはいられません。

抽選申し込みの裏側で直面した「電話認証」という壁

私も先日、開会式のチケットに申し込みました。

デフリンピック公式サイトからチケットページに進むと、チケット販売サイト「イープラス」の会員登録が必要です。

氏名や住所、クレジットカード情報などを入力し、一通りの作業を終えた後、最後に待ち受けていたのが**「電話認証」**でした。

指定された電話番号に、登録した携帯電話から電話をかけるという認証方法です。

電話がつながった瞬間に認証が完了し、通話はすぐに切れます。

この一連の作業は、耳の聞こえる人にとっては、少し手間がかかる程度のものかもしれません。

しかし、多くのろう者や難聴者にとって、「電話をかける」という行為は、大きなストレスや苦痛を伴うものです。

デフリンピックは、ろう者のための国際的なスポーツ大会です。

主催者側は、参加者や観客にろう者が多くいることを当然理解しているはずです。

それにもかかわらず、申し込み手続きに「電話認証」が必要なことは、当事者にとって大きなハードルとなってしまいます。


デフリンピックは「当事者が当事者へ優しくなる」きっかけに

今回の件で、主催者側には、ろう者への配慮が足りなかったと感じています。

例えば、

  • 電話以外の認証方法を用意する(SMS認証など)

  • 「電話認証」のやり方を丁寧に説明する(動画や画像つきで解説するなど)

といった工夫があれば、もっと多くの人がスムーズに申し込めたのではないでしょうか。

デフリンピックの理念は、ろう者への理解を深めることにあります。

この理念を体現するためにも、こうした細やかな配慮が不可欠です。


私たちにできること

この記事を読んでくださっている手話学習者や通訳者の皆さんに、お願いしたいことがあります。

もし、周りに「電話認証が難しくて、チケットの申し込みに躊躇している」というろう者がいたら、ぜひ声をかけて、一緒に手続きを手伝ってあげてください。

デフリンピックは、ただのスポーツ大会ではありません。

ろう文化への理解を深め、社会全体で支え合うための大切な機会です。

私たち一人ひとりが、小さな「手助け」をすることで、その輪を広げていけるのではないでしょうか。

あなたの周りでは、デフリンピックの申し込みについて、どんな話が出ていますか?

ぜひ、コメントで教えてくださいね!

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