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手話の指文字が苦手な人は多い

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手話を学び始めた人に限らず、
現役の手話通訳者でも、指文字が苦手という人は多いものです。

特に初心者は指文字や数字で苦労します。

「簡単に覚える方法がありますよ」と言って上げられたらいいのですが、

そんなものはありません。

コツコツと練習するのみです。
形を覚えるだけでなく指が言うことをきいてくれなければなりません。

形を覚える際に大事なことがあります。
「形」とはあなたの前にいる人が見てわかること。
あなたから見た形ではないのです。

それが一番問われるのが
「か」だと思います。

鏡を見て「か」をやってみてください。
Kの形に見えますか?

向きがおかしかったり、
指を伸ばす力が足りず「しんなりしたK」になっていませんか?

指文字や数字は、見やすくやらないと、
相手にとっては負担になります。

逆に言えば指文字や数字が見やすいと、
相手が安心してくれます。
「この人は手話が見やすい」という信頼を得られます。

私たちは聞こえてくる日本語を、同じ速さで手話にしようと考えます。
そうすると指文字は忙しいですよね?

早くやろうとするから、焦る。
焦ると、つい指文字があいまいになる。
相手が見にくい。

良くないことです。

手話は、わかってもらってナンボ。

ではどうすればいいのか。

まずは速さより正確さ。
正確に表せることを目標にしましょう。

まずは正確に表す。
それができるようになったら、
正確なまま早くできるように練習します。

耳から聞こえる音や、
会話のスピードについていかなければという気持ちは捨てましょう。

字を書く時と同じではないでしょうか。
「殴り書き」は他人には読めないものです。
下手でも(私はひどい)丁寧に書けば相手は読めるものです。

漫画で「柔道は一日にしてならずぢゃ」と、
孫娘を諭す爺様がいました。

手話も同じです。
基礎を怠ると、あとで後悔します。
悪い癖を直すのは大変な作業です。

手話は一日にしてならずぢゃ!
byあらかわいおり

#note #手話 #指文字 #手話の練習

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