久留米市で、ベートーベンの「第九」を手歌で表現するコンサートが開催されます。
来月(9月)、久留米市でベートーベンの交響曲第9番、通称「第九」のコンサートが開催されます。
このコンサートで注目されているのが、音楽を「見る」ための新たな表現方法、「手歌(てか)」です。
手歌とは?
手歌は、手話をベースに、顔の表情や全身の動きを組み合わせて、音楽を視覚的に伝えるパフォーマンスです。
聴覚に障がいのある方々にも音楽の感動を届けることを目的に、久留米市内の団体が広めている表現方法だそうです。
今回のコンサートでは、手歌で参加する出演者の練習会が開かれ、総勢およそ40人が集まりました。
出演者たちは、メロディーに合わせて手や体をダイナミックに動かし、歌詞を感情豊かに表現する練習に励んでいました。
音楽の可能性を広げる試み
ベートーベンの「第九」は、壮大なスケールと感動的な合唱で知られています。
この名曲を、耳で聴くだけでなく、目で見て、体全体で感じる。
手歌は、そんな新しい音楽の楽しみ方を私たちに教えてくれます。
久留米市発のこのユニークなコンサートは、音楽の可能性を広げ、より多くの人が感動を分かち合える社会につながる素晴らしい試みではないでしょうか。
コンサートの成功を心から願っています。
ご覧いただきありがとうございました。