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どうして近道になるんですか?
自分で道を切り開いて作る苦労があります。
道があるところを歩けば、
その労力は上達に注げるんです。
何事も自分で考える。
人のまねはしない。
そういう考えをお持ちの方はいらっしゃいます。
手話の上達や試験突破を目標にするとき、
自分独自の取り組み方にこだわることは、
決して特ではありません。
目標に到達する為の道のり。
その「道」すらも自分で作ろうとするのは、
時間と労力がかかるからです。
他人が築いた道を使って、
自分は上達や試験突破に向かって、
時間と労力を最大限に活用することが、
本当の意味でコストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
元々生まれつき「人のまね」で成長してきた
「オオカミ少年」というお話があります。
生まれつき、動物に育ててもらった少年の話ですね。
実在するならば、少年は言葉を学ぶ機会がなかった。
代わりに、オオカミの言葉を学んだでしょう。
日本語を話すお母さんから生まれた赤ちゃんは、
少しずつ日本語を覚えていきます。
モデルとなる人物があって、
それを真似て、
成長していく過程で、
なぜか、「自分が開眼した」と思い違いをする人が現れます。
ひらがな一文字ですら、
自分が編み出したものではないのに。
本を読むということ
自分が知らないこと、
知りたいこと、
それを本を読むことで知識を取り込む。
著者が年月をかけて得たことを、
読むだけで手に入れることができる。
それが読書の醍醐味です。
著者には必要だった年月を、
数時間でスキップできるのが読書です。
本を読まなかったら、
どれほどの時間をかけて気づくことができたか。
もしかしたら気付かなかったかもしれない。
とてつもない近道ができることによって、
自分を次のステージに引き上げる。
それは紛れもなく「人のまね」です。
人のまねは大きな恩恵を受けるのです。
自分のカラーを考えるのは「ずっと後で」
何事も基本があります。
手話においても、
「一通りわかる」「一通りできるようになる」
までは、教わるとおりに吸収していきましょう。
自分なりの考え方や、進め方を選択するようになっても、
そのもとになったことは、
「人から教わった」ことなのです。
感謝と敬意は忘れずにいてください。
そうすれば、
あなたは素晴らしい人になれると思います。
ずっと昔からあった「守破離」
「守破離」は武道や茶道などの伝統文化で使われる概念です。
まず「守」とは、基本を守る段階です。
次に「破」とは、基本を応用し、自分のスタイルを形成していく段階。
そして「離」とは、全てを超越し、自分自身の道を切り開く段階です。
「守」を大切にするからこそ、
「破」に進めるのです。
武道、茶道、芸能では「型」
という言葉もあるのではないでしょうか。
それは真似ることでもあります。
基本や型を身につけて、
そこから発展していくのです。
あとがき
習い事は、
「工夫」は大変良いことです。
でも、
「人の言うことを聞かない」
ことは、たいてい進歩につながりません。
アドバイスを受けて、
やってみること。
自分より経験のある人の意見は、
それほど間違ってはいないと私は思います。
「人のまねでは1番になれない」
そんなことはありません。
真似をしたうえで、
その上をめざせばいいのです。
「その上」にたどり着いたときに、
今まで真似をしてきた人たちに感謝するのではないでしょうか。