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手話通訳者に読んでほしいおすすめの本
「まいまいつぶろ」村木嵐著
江戸幕府9代将軍徳川家重のお話です
障害をもって生まれた家重は
発する言葉を理解できるものがおらず
苦しい人生を送ってきました
その、家重の言葉を聞き取れる者が現れて
家重の人生が変わっていきます
江戸時代、通訳者は「通詞(つうじ)」と呼ばれました
障害ゆえに袴につたった尿を引きずって歩く将軍を
まいまいつぶろ(かたつむり)と揶揄するなかで
通詞に徹する男と将軍の心の通い合いを描いた時代小説です
言葉を伝える者として、襟を正すきっかけになるかと思います
後半は号泣するので人前で読むことはお勧めしません
目の玉を涙で洗い流すことも
たまにはいいのではないでしょうか
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