手話、独学 手話通訳士

手話通訳士、次の目標①、合格後の目標を考えよう

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合格はゴールではない、スタートだ

・手話通訳士合格がゴールではない
・これからのビジョンを持つ
手話通訳士となられた方々は
その後努力を継続する人
手話サークルなどの活動に熱心な人
様々です。

手話通訳士を目指し合格した後の新たなステップについて考えることは、
専門性を高め、より成長するための重要な一歩です。

手話通訳士としてのキャリアを築くためには、
次なる目標を持つことが重要です。

 

いおり
いおり
荒川いおりプロフィール

手話通訳士です。
手話通訳者として20年ほど活動しています。
スポーツの指導歴が長く、数千人に指導してきました(ろう者含む)。
スポーツと医療の手話通訳経験が豊富です。
手話通訳を仕事にしています。研修や試験対策の講師もやっています。
手話を覚えたい方、勉強中の方、手話通訳者、みなさんへの、
手話に関する「活字でわかりやすいアドバイス」
を投稿しています。

 

 

自分の今後をイメージしてみる

これからの道のりで取り組むべきことや挑戦したい分野について検討しましょう。

手話通訳者としての経験をさらに深め、
専門知識を広げていくことが大切です。

新たなスキルや研究分野に挑戦することで、
より多くの人々に手話を通じたコミュニケーションの
支援を提供することが可能になります。

手話通訳士としての成長を目指し、次なるステージでの活躍をイメージしてみてください。

合格後の目標を考えよう

難関を突破して、
手話通訳士となられた方は、
本人の自覚、周囲の期待、役員や講師の打診など
以前とは違う環境になっていくでしょう。

あなたを今後の目標にする後輩も出てくるでしょう。

また、通訳活動においては難易度が高くなっていきます。

命や財産に関わる内容だったり、
専門性のある(専門用語が飛び交う)現場の依頼が増えます。

地域によっては手話通訳士のみが派遣される現場もあります。
事前の準備や情報収集が欠かせなくなります。

講師を担ってほしいという期待を背負うこともあるでしょう。

手話講習会の講師になるためには、
講師の研修を受講することをお勧めします。

手話研修センターの情報はチェックしましょう。

自分が今後どのような活動をしたいのか、
考えてみたり、友人に相談したりして、
充実した毎日を送りましょう。

今後の選択肢

手話通訳士として活躍していく中で、
社会に対する気付きや、ろう運動、手話通訳技術、
さまざまな課題に関心を持つでしょう。

研修や講演では、今までにない受け止め方があるかもしれません。

・地域の通訳者団体、手話サークルの役員
・手話通訳問題研究会への関わり
・手話通訳士協会、手話研修センター等の研修

興味のあることに積極的に参加して、
自分に合ったものを見つけましょう。

運動に目覚めた人は

手話関係の運動は、
・全日本ろうあ連盟ならば全国手話通訳問題研究会
・都道府県の協会ならば手話通訳問題研究会支部
・市区町村の協会ならばその手話サークルや手話通訳者団体

と言った結びつきがあります。

例えば支部の会員になり、お手伝いをする中で、
活動の歴史や意義を知り、
役員になっていくといった流れが一般的です。



技術や指導に目覚めた人は

手話講習会の講師になりたい。

そんな人は、講師になるための講座を受講します。

全国手話研修センターが、
全国各地で養成担当講師の連続講座・研修を行っています。

願書は都道府県や市区町村の役所が取りまとめるので、
全国手話研修センターのホームページをこまめにチェックしましょう。

例外的に東京都などでは、同様の講座を開催しています。
対象者の要件などを確認しておきましょう。

講座を受講したら講師になれるのですが、
さらに自分なりに知識や教養を身につけましょう。

テキスト通りに教えるだけでなく、
技術、歴史、社会的背景などを、
生徒が理解できるだけの説明ができることは重要です。

手話通訳技術をさらに勉強したい。
向上したい。

そんな人は、手話通訳士協会や全国手話研修センターの
講座を受講しましょう。

受講して、さらにスキルアップしたいと思ったことは、
自宅でも繰り返し練習します。

実技だけでなく、知識も蓄えていきましょう。

総務省が実施する政見放送の研修は、
手話通訳士が参加できるものです。

初めはハードルが高くて驚くでしょうが、
良い勉強になるので参加しましょう。

社会に目を向けよう

大事なことはもっとある

聴覚障害者の置かれた現状を改善、
障害者差別をなくしていく、
合理的配慮、社会モデルの浸透など、
考えて行動しなければならいことはあります。

聴覚障害者に寄り添うものとして、
考えていかなければなりません。

手話通訳士としての私たちは、
よりよい社会、優しい社会を目指す責任があります。

それらのことに日ごろからアンテナを張って、
興味を持ちましょう。

あとがき

手話通訳士の皆さん、合格への道のりは決して容易ではなかったでしょうが、
その先の充実感とやりがいは計り知れません。

手話や介護に関する知識や技能を磨きながら、
将来的には聴覚障害者の方々とのコミュニケーションを
円滑に行うための専門家として活躍することができるでしょう。

ぜひ、この先も目標に向かって努力を惜しまず邁進してください。

一般社会で活躍する言語通訳者と違って、
手話通訳者は社会的な弱者であり少数派の聴こえない方々と、
圧倒的に多数派の方々とのコミュニケーションをつないだり、
情報保障をするのが仕事です。

いかに情報の格差が大きく、認知されていないかを、
日々感じる毎日が続きます

すべての人が社会にとって必要不可欠な存在となるために、日々精進を重ねましょう。

 

 

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