私は今までnoteとブログで手話通訳士試験対策の記事を書いてきました。
その中から実技試験対策に有効なものをまとめてみます。
受験される方にとっては合格に近づくヒントになると確信します。
昨年度の振り返り
まず、昨年度の試験が難しかったこと。その結果合格率が低かったことを記事にしました。
以前から実技試験は読み取りも聞き取りも1問だいたい1分半です。
昨年度もそれは同じ。なのに難しかったのはなぜでしょうか?
皆さんは仲間や地域で振り返りをやってみましたか?
私は近年の実技の試験問題の「文字数」を比較してみました。読み取りは参考文から文字数を数えました。
結果昨年度の文字数が読み取り、聞き取りどちらも大幅に増えていることを確認しました。
内容がどうの、ということより、文字数の増加で「早口になっている」ことが難しかった理由です。
じっくり考える余裕を与えてもらえなかったわけです。
通訳士試験実技試験の対策方法は?
では、試験対策はどうするべきか。
負荷をかけて練習する。
これに尽きます。
難しい課題に取り組む。
早口の課題に取り組む。
実技試験の課題が1分半。1分半で息切れしているようでは持久力がなさすぎます。もっと長い課題に取り組んでスタミナをつける必要があります。
試験対策用に読み上げる速さを3段階に変えた教材を作りました。
そもそも、聞き取りや読み取りのスキルアップには何が必要かを考えました。
これらは「加点」のための考え方です。上達、スキルアップのためのものです。
皆さん、あまり取り組んでいないことがあります。
「減点」を減らすことです。
悪い癖に気が付くこと。なくすことの重要性
あなたの印象を変えることで評価を変えることはできます。評価は人が行うものですから。
また、「どうしても読み落としてしまう」「聞き落してしまう」なども、自覚と対策方法で克服できます。
さらには、こんなことも試験対策と言えるでしょう。
いかがでしょうか。
何かがあなたの合格につながることを願っています。
これからも発信していきますのでよろしくお願いします。