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こんにちは、いおりです。
今回は、手話通訳士試験の参考図書の選び方と活用法についてお話しします。
このブログは、これから受験する皆さんに向けて、「参考図書ってどう使えばいいの?」
「何から手をつけたらいいかわからない…」といった不安を解消するための記事です。
目次
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手話通訳士試験の勉強に「参考図書」はなぜ必要か
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私自身の体験から見えてきた「読み込み不足」
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すべての参考書は読み切れない!
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選ぶべき定番参考図書
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「過去問からの逆算」が鍵
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インプット3:アウトプット7の法則
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ノートに書く・声に出す「アウトプット勉強法」
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まとめ:時間は有限、選んで深く、記憶に残す
1. 手話通訳士試験の勉強に「参考図書」はなぜ必要か
手話通訳士試験に挑戦するなら、「参考図書を読まずに合格」は正直かなり難しいです。
試験には専門的な知識が問われます。
現場経験や感覚だけでは太刀打ちできない部分も多く、
「読んで、理解して、覚える」作業が欠かせません。
ただし、「全部読まないといけない」と思うと、かえってプレッシャーになります。
ですから、「選んで、活用する」視点がとても重要なんです。
2. 私自身の体験から見えてきた「読み込み不足」
私が手話通訳士試験を受けたのは十数年前のこと。
当時は一応、参考図書を揃えて勉強しました。
先輩からは「模範解答集は集めておけ!」とアドバイスをもらい、
言われた通りにはしたつもりでした。
結果的に合格できたのですが、今あらためて教える立場として資料を読み返してみると、
「当時の私は全然読めてなかったな」と思います。
よくあの状態で受かったな…と、我ながら不思議です。
3. すべての参考書は読み切れない!
模範解答集の各問題の下には、「参考図書・参考文献」の記載がありますよね。
正解だけでなく、不正解の選択肢に対しても資料が出典として書かれています。
これが曲者で…。
全部を集めて読もうとしたら、膨大な量になります。
数か月の試験勉強で読み切れる分量ではありません。
だからこそ、「必要な資料を見極める力」が大切です。
そして、その見極めの鍵になるのが、「過去問題」です。
4. 選ぶべき定番参考図書
では、「これは押さえておきたい!」という定番の参考図書をご紹介します。
万能薬のような2冊(はじめに手に取ってほしい本)
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『手話通訳技能認定試験 傾向と対策』
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『よくわかる 手話の筆記試験対策テキスト』
この2冊は、まず最初に読むことをおすすめします。
試験の全体像、出題傾向、そして「何をどう勉強すればいいのか」がコンパクトにまとまっていて、
初学者にもとっつきやすいです。
出題頻度が高いと感じられる参考図書(読み込む価値あり)
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『新・手話通訳士倫理綱領をみんなのものに』
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『コミュニティ通訳入門』
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『コミュニティ通訳』(水野真木子・内藤稔)
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『日本手話で学ぶ手話言語学の基礎』
特に「コミュニティ通訳」系は、ここ数年で出題傾向が変わってきた印象もあります。
どちらか一冊だけ読めばOK、ではなく、**「両方読むことで理解が深まる」**と感じる内容です。
5. 「過去問からの逆算」が鍵
たとえば、あなたが数年分の過去問題を解いてみて、
「聴覚障害者教育」の問題でつまずいたとします。
そのときに関連する参考書を読み込む。
この順番が大切です。
つまり、**「とりあえず片っ端から読む」のではなく、
「自分に足りない部分を補うように読む」**という姿勢が、合格への近道です。
6. インプット3:アウトプット7の法則
勉強法として、「インプットとアウトプットの黄金比率」があります。
理想は、
インプット3:アウトプット7
なのだそうです。
でも、多くの人は逆をやってしまっています。
つまり、本ばかり読んで(インプット7)、問題をあまり解かない(アウトプット3)。
これは**「読んだ気になって、記憶に残っていない」**という罠にハマりがち。
アウトプットを増やすことで、効率よく記憶が定着します。
7. ノートに書く・声に出す「アウトプット勉強法」
アウトプットとは何も「試験問題を解く」ことだけではありません。
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ノートに要点を書き出す
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音読して覚える
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人に説明するつもりで話す
これらすべてが立派なアウトプットです。
「見る」「読む」だけではなく、「手を動かす」「声に出す」ことで、
脳は「これは必要な情報だ」と認識してくれます。
8. まとめ:時間は有限、選んで深く、記憶に残す
手話通訳士試験の勉強は、「量」も大切ですが、もっと大切なのは「質と選び方」です。
全部を完璧にやるのではなく、必要な部分に絞って、そこを深く理解すること。
あなたが使える時間、集中力、体力には限りがあります。
その限られた資源を、どう使うかが合否を分けるのです。
最後に:あなたの合格を心から応援しています!
もし今、「全部やりきれる自信がない…」と感じている方がいたら、
大丈夫です。私も最初はそうでした。
でも、正しい方向に向かって、日々コツコツと積み上げることができれば、結果はついてきます。
あなたに合った参考図書、あなたに合った勉強法がきっと見つかります。
焦らず、投げ出さず、学びを楽しみながら進んでいきましょう。
応援しています!