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- 振り返りは合否だけでなく、
今後の上達や課題克服につながる - 振り返りが明確にできているか
- 大きなイベントの振り返りは必ず次につながる
手話通訳士試験。
実技試験の手ごたえはいかがでしたか?
「できたと思う」
「出来なかった」
さまざまだったと思います。
その感想が合否に直結しているか、
それはわかりません。
でも、
振り返りをすることで、
今後の課題を知り、
合否のさらに先を見据えた展開を考えることは、
大切なことです。
試験の合否は、
スタート地点に立つことですから。
先を見据えるためには振り返りは大切です。
記憶が確かなあいだに振り返る
試験終了後、なるべく早く振り返るようにしましょう。
うまくできた所を、
なぜうまくできたか分析することは難しいかもしれませんが、
出来なかった所を分析することは大切なことです。
聞き取り試験の振り返り
先日行われた第34回(令和6年度)手話通訳士試験。
早速過去問題として発表されています。
http://www.jyoubun-center.or.jp/slit/past-exam/
自分の記憶と照らし合わせて確認しましょう。
- 表現できなかったのはなぜか
- 間違えて表現したのはなぜか
ミスは「結果」です。
その原因があるはずです。
例えば、
- 聞こえなかった
- 聞き間違えた
- 単語を知らなかった
- 筋書きを創作してしまった
などが考えられます。
では、どうすればミスを防げたか。
そこを考えてみることです。
聞こえたものを、
なるべく早く表出しようとしないで、
しっかり聞いてから表出することで、
前後のつながりのある表現ができたかもしれませんね。
そこをふまえて復習していくことが、
今後のスキルアップにつながっていくと思います。
今回の試験問題は、1問目が、
位置関係などがイメージできたか。
適切な語彙の選択が出来たか。
2問目は明らかに、
数字などの情報に特化した内容ですので、
聞き洩らさずに正確に伝えられたか。
そのあたりがカギになったでしょう。
視覚的に伝える事、
数字を整理して伝える事。
苦手と感じた方は復習しましょう。
読み取り試験の振り返り
今回の読み取りはとても難しかったと聞いています。
2問とも、参考文を見るとかなり短いので、
採点にかかわるポイントの配点が高いと思います。
一つのミスで減点される点数が多いという事です。
試験は、
あきらめてはいけない。
鉄則です。
途中で分からなくなったら、
その後から必死に読み取ること。
集中力を切らさない事です。
自分の読み取りを振り返ってみて、
どのような反省がありましたか?
- 分からない部分があった
- 読み間違えた
- 言えなかった
- 迷った
その反省に対して、原因と対策を考えてみましょう。
- 単語が分からなかった。
辞典を見て勉強しよう。 - 慌ててしまって読み間違えた。
すぐに言おうとしないで、
少し待つことを練習しよう。 - どのような言葉が合うのか迷っていたら
言えなかった。
読み取りの練習に、ノートに書きこむことを加えて、
翻訳を同時に勉強しよう。
試験はさておき、
今後の活動において「苦手」を減らしていくことは、
必須です。
記憶が新しいうちに行動してみてください。
筆記試験の振り返り
筆記試験問題に関しては、
二通りの反省かと思います。
- 苦手な科目はやはりできなかった
- 予想外の出題だった
苦手な科目が出来なかった場合は、
取り組んだ時間が足りないとか、
取り組み方の工夫が足りないなどが考えられます。
予想外の出題だった場合は、
手を付ける範囲を拡大する必要があるでしょう。
筆記試験に関してはすでに結果が出ているので、
早目に取り組んでおくことをお勧めします。
覚えるのは後回しにして、
ノートづくりを始めましょう。
例えば歴史関係なら、
メモ書きで片っ端から調べたものを、
ジャンル別に整理してノートに清書する。
早いうちにやっておくと楽になります。
あとがき
私は国語が苦手だったので、
ずいぶん苦労しました。
特に文章読解には時間をかけました。
それが結果的に翻訳力などにつながって、
今があると思います。
イヤイヤやるよりも、
楽しむ気持ちで取り組みましょう。
その方が身に付きます。