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しばらくのんびりできるなー
でも、今やっておくと後でとっても楽になる準備がありますよ
覚えなければならない項目を書き出す作業です。
でも今から試験当日までずっと勉強って、
モチベーションを維持できるかなあ?
あとはしばらくやすんでもいいでしょう。
資料作りは時間がかかる作業なので、
時間が迫って始めると慌てます。
実技の練習を削ることにもなりかねません。
筆記試験はどうやって勉強するか
例として手話通訳士試験を考えてみます。
筆記試験は4科目。
Ⅰ「障害者福祉の基礎知識」
Ⅱ「聴覚障害者に関する基礎知識」
Ⅲ「手話通訳のあり方」
Ⅳ「国語」
「まさかこんな問題が出るとは思わなかった」
というような出題が必ずあります。
過去5年間の問題をすべて答えられたとしても、
本番で60点以上取れるかどうかは、
安心できないでしょう。
読んで(見て)覚えるのは難しい
試験に必要な情報を記憶する。
当日にそれを活用する。
覚えるという作業は難しいです。
家を出る前に「あれとこれを買わなくちゃ」と思って、
スーパーに行ったら、一つ買い忘れた。
そんなことありますよね?
買い物はあとで買えばいいですが、
試験は取り返しがつかないです。
買い物リストでも、
- 頭に思い浮かべる
- 声に出してみる
- メモを書く
の順で記憶に残るでしょう。
書いたメモを、
スーパーまでの道のりで思い出して声に出す。
そこまですればほぼ忘れないと思います。
試験勉強も、
見る、聞く、というインプット型の記憶法より、
書く、言う、というアウトプット型の方が覚えやすいのです。
ノート作り
書く
ということをメインに記憶していくことをお勧めします。
歴史や年表を覚えるとしても、
ろう運動の歴史、
ろう教育の歴史、
ろう者の偉人、
障害に関わる法律の年表、
世界や日本の条約、条令、政策の流れなど。
ひとまとめに一覧にするとジャンルがわかりにくくて覚えにくい。
それぞれを分けて書くと横の関連付けが覚えにくい。
初めから清書のつもりで書くと、
うまくまとまらなくてやり直しになる。
では、どうすればいいでしょうか。
ラフに書き始める
まず、たくさんの情報をコピー用紙の裏紙などに書いていきます。
余白を取りながら雑でいいので書き溜めます。
この作業も記憶に残るので無駄になりません。
一通り書けたら、
どのようにノートに書こうかイメージします。
かなり余白を取って書いていきます。
ルーズリーフの方が編集しやすいかもしれませんね。
これを全科目やっていきます。
ここまでやって、
あとは上記の「ひめちゃん」のように、
一旦気を抜いてリラックスしてもいいでしょう。
もちろんそのまま勉強を続ければ最善です。
やってみるとわかるのですが、
これはなかなか時間がかかる作業です。
「アリとキリギリス」のキリギリス的な始め方では、
間に合わないのではないかと思います。
ノートをどのように活用するか
過去問題を解いていきましょう。
正解できなかったことが、
自分のノートに書いていなかったら書き足します。
何か目印をつけておきましょう。
ふたたびやっても間違えたり思い出せないときは、
要注意です。
全体的に苦手意識を持つようなものは、
ノートをもう一度書き直してもいいでしょう。
書いたり、見たり、声に出したり。
そのほかに、入浴中や、通勤時に、
頑張って思い出します。
この、「脳から記憶を引っ張り出す」
作業はとても大切です。
参考図書は全部読むの?
参考図書は、読むに越したことはありません。
もし全部読むなら準備期間はさらに6か月ほど必要になるでしょう。
厚生労働省の障害者白書を読んだことがあれば、
それ1冊でも長時間かかるのでわかると思います。
最低でも、
- 苦手な分野
- 何のことだかわからない
そんな本は読んでおきましょう。
試験間近になると、中古本市場で入手しずらくなります。
ねんのため。
あとがき
パソコンで打ち込みたい人もいるでしょう。
キーボード操作と手書きでは、
圧倒的に手書きの方が記憶できるデータがあります。
試験を受けるからには、
後悔しない準備をしましょう。
試験合格の、
その先にある自分。
そこをイメージして、
一夜漬けではなく、
身につける教養として取り組んだ方が、
やっていて楽しいです。
苦しいと思うより、
楽しい方が覚えられます。
7月末の筆記試験に、
5月のGW明けから始めようと思っているあなた。
あなたのためにこの記事を書いてみました。
(かつての自分でもあります)