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「彼女と、もっと話がしたい。」
そんな気持ちが、私の人生を変えた。
こんにちは。今回は、架空の人物「江戸川あかね」さんのストーリーを通じて、
全くの初心者が手話通訳士になるまでの10年間の道のりをお届けします。
手話学習に興味を持ち始めたばかりの方、何から始めていいかわからない方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
🌱 1年目:きっかけは職場の「彼女」
・あかねさんは45歳、パートで事務職をしている。
・職場に聴覚障害のある女性がいて、「友達になりたい。もっと話してみたい」という気持ちが芽生える。
・まずSNSで情報収集。どうやら「手話講習会」というものがあるらしい。
・市役所に相談すると、まもなく市の手話講習会(初級)の募集があると教えてもらい、申し込む。
📝POINT
最初の一歩は「調べること」から。手話は特別な人だけのものじゃありません。
✨ 2〜3年目:初級から上級へ、少しずつ自信がついてきた
・初級講習会は週1回、全40回。講師はろう者、助手は手話通訳者というペアで丁寧に教えてくれる。
・指文字やあいさつを学ぶが、最初はとてもぎこちない。
・昼休みに練習していると、あの彼女が「頑張ってね」と声をかけてくれる。練習にも付き合ってくれるように。
・1年で簡単な会話ができるようになり、中級、上級へとステップアップ。
・市の手話サークルに参加。ろう者や通訳者の先輩たちと出会い、学ぶ楽しさが深まる。
📝POINT
仲間ができると学習がぐっと楽しくなる。実践の場(サークル)に通うことで、リアルな手話に触れるチャンスが増えます。
💪 4年目:「手話通訳者養成コース」へ進む決意
・上級クラス修了後、「通訳者養成コース」の案内が届く。
・まだ「通訳者になる」なんて考えていなかったが、サークルの仲間の後押しもあり、受講を決意。
📝POINT
「できるか不安」は誰にでもある。でも、挑戦することで未来が開けることも。
📚 5〜6年目:初めての全国手話統一試験と挫折
・養成コース修了後、全国手話統一試験を受験。
・結果は不合格。ショックを受けるが、1年の自主勉強を経て2回目の受験で合格!
📝POINT
試験に落ちるのは恥じゃない。自分の課題と向き合い、少しずつ成長していけばいい。
🧭 7〜8年目:市の登録通訳者として現場へ
・市の手話通訳者として登録され、実際の通訳の現場で経験を積む。
・先輩通訳者から「そろそろ手話通訳士、目指してみたら?」と声をかけられる。
・試験に挑戦、筆記合格。しかし実技は不合格…。
📝POINT
通訳の実技は、「慣れ」と「練習量」がカギ。DVDや録音を使った練習が効果的です。
🧠 9年目:勉強の壁、そして乗り越え
・日本手話通訳士協会や手話研修センターの講座を受け、自分の課題を徹底的に分析。
・2度目の挑戦も実技で不合格…でもめげない。
・読解力や表現力を鍛え、学習スタイルも見直す。
📝POINT
「何度やってもだめ」ではなく、「やり方を変える勇気」が大切です。
🎉 10年目:ついに手話通訳士に
・3度目の受験、ついに合格。
・10年間かけてつかんだ「手話通訳士」という肩書。
・「聞こえない人のため」だけでなく、「社会全体のために情報保障を届ける存在」として歩み始める。
💬 最後に:あなたの「はじめの一歩」はいつ?
あかねさんの10年は、特別な才能があったからではありません。
「伝えたい」「話したい」「力になりたい」という思いを、一歩ずつ積み重ねた結果です。
あなたの一歩も、きっと未来につながっています。
手話を学ぶということは、新しい世界との出会いです。
今すぐでなくてもかまいません。
「いつかやってみたい」が、「やってみよう」になる日を、心から応援しています。
私のnoteの記事を紹介します
手話通訳士試験、筆記試験の勉強に役立つ。苦手な過去問題を分析するテンプレートとアドバイス。私はこれで合格できた。
聞き取り通訳で差がつく!実技試験を突破する練習法と評価基準の完全ガイド
手話通訳士試験対策|聞き取り力を鍛える7場面 × 音声3速付き教材